古い日本映画が好きです

店主は古い日本映画を観るのが好きです。どうしてだろうかと考えてみると、実は自分の父親が原因なのかと。父は若い頃に東宝の映画制作会社である東京映画という会社に勤めていました。たぶんそのDNAが身体の中に流れているのでしょう。この写真、後列の左から3番めが今は亡き父、そして中央にいるのは上原謙と岸恵子です。箱根ロケということで、これ以外にも十数枚の写真がうちにはあります。まさに日本映画の全盛期。東京映画という会社はこの後、森繁久彌の駅前旅館シリーズが大ヒットし、で軌道に乗ってゆくのですが、父親が勤めていた頃の映画スタジオは品川区にあり、その後世田谷区船橋に、さらにその後は東宝に吸収され現在に至っています。父親の生前にもっともっと話をしておくべきだったと後悔する次第です。それにしても映画全盛期の映画はその時代自体の活気も感じられいずれも素晴らしい作品ばかりです。（女優さんも美人揃いです。。。）